仕事のヒント便

仕事をする上で役立つヒントを掲載。土日祝日を除く毎朝7時にブログを更新します。

仕事でパニクったらやること

パニックになりそうになったら、やることリストを紙に書き出す。

これは原始的ですが、とても有効です。

 

午前中は頭がさえているので「やることリスト」を頭の中で整理して仕事ができますが、昼食の後などは眠くなってしまいます。そんなときにいくつかの頼まれごとを同時にされたりして優先順位をつけて定時までに仕事を終わらせなくてはならない時などは、パニクってしまいます。

具体的にいうと、イライラしてしまいます。

これは、「やることの全体の大きさを把握していない」といった不安からくるだけです。

ですので、やることリストを紙に書き出す、というのは仕事の全体を把握するのにとても有効なのです。

 

紙にペンで書いてもいいですし、パソコン上のWordに箇条書きにしてもいいです。

個人的には後者です。

理由は、やることの項目を書いていくうちに、「あっ、これもやるべきことだった」と思いつくもの。

紙に書くと項目と項目の間に新たに挿入しにくくなるので、データの方がいいと思います。

 

「頑張っている」という自覚について

本当に頑張ってる人は頑張っていることに気づかない。

よく聞くフレーズです。

でもこれ、当たってると思います。

 

何かに成功した後、周りの人から「すごい努力してたよね」と言われ、改めて振り返ってみてから「そういえば俺すごいがんばってたよな、よくやったよな」と思うもの。

逆に、「俺、いまめっちゃがんばってるわぁ」と自覚しているときというのは、大した結果が出たことがない。

 

頑張っていることを自覚、あるいは周りにアピールしている状態は要注意ですよ。

ビジネス本の読み方

昨日は「相手は、あなたが思っている以上に簡単には変わらない」という話をしました。

今日は「相手」ではなく「自分自身」のお話です。

 

今の自分がいやで変えたいと思ったことは、誰にでも一回はあるはず。

私はそんなときは自己啓発系の本をよく読みます。

やり手の社長が執筆したビジネス本など。

しかし、どんなにその本に書かれていることが「なるほど」と思うことであっても、自分自身のビジネススタイルを全部塗り替えるのは無理があります。

全部真似しようと思っても挫折に挫折を重ね、結局は本に書かれてあることの内1つか2つだけが、私の新しいビジネススタイルに採用されます。

しかし、私はそれでいいと思っています。

中にはどうしても、やり手社長しか合わないビジネススタイルというのがあります。

そこを無理して真似する必要はないと思います。

「やり手社長」は「やり手社長」であって、「私」は「私」ですから。

 

まずは1つか2つ。

本の中に書かれてある「なるほど」と思ったところを無理なく真似してみてください。

他人は変わらない

職場で周りの人を見ていて、「なんて効率の悪いやりかたをしてるんだ」と思ったことはありませんか?

でもそれ、他人から見ると、あなたも効率の悪いやり方をしている可能性があります。

あなたは思うでしょう。

「いや、ぜったいこっちの方が効率がいい」と。

しかしそれは、他人も同じことを思っているはずです。

 

もし他人から「こっちの方が効率がいいよ」と言われたらどう思いますか?

慣れ親しんだ自分のやり方があるのに、わざわざ得体の知れない新しい方法を試すなんていやだ。そう思うはずです。

 

人は、ひとりひとり少なからずプライドがあるので、急ハンドルで相手を変えようとしてはいけません。

というか、変えようとしても変わりません。

 

「俺の背中を見て学べ」方式がいいと思います。

あなたのやり方が、本当に効率のいい方法であれば、それを見た人は自然と真似し始めます。

すべての開発は理想から始まる

「すべての開発は理想から始まる」。

いつか、どこかで聞いたこの名言を今日ふと思い出しました。

たしか何か革新的な製品を開発した技術者だった気がするんですが、すみません、その方の名前は忘れました。

 

でもその通りだと思ってます。

この言葉を聞いてから、僕もまず「難しそう」という感情は一切抜きにして、まず理想をイメージすることから始めるようになりました。

「こういう技術を開発して、そうしたらもっとみんな便利になって」。想像するだけでワクワクする時間です。

もちろん、「どこでもドアでワープして」といったことはあまりにも現実的ではないので、そういうのはなしです。

「困難な道かもしれないけど不可能ではない」といった理想です。

 

この方法、とてもロマンがあるんです。

特に情熱的な人は、この方法の方が燃えるんじゃないですかね。

なにせ、開発を始める前に設定するゴールが「現実的で無難。できたところで達成感なし」なものではなくて、「困難かもしれないけど、実現したらめちゃくちゃカッコいい」ものだからです。